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ストーカ・炉構造

ストーカ

ストーカ内部

  • 交互に配した固定火格子段と移動火格子段を往復運動させ、ごみを十分にかく拌して燃えやすくします。
  • 火格子の往復運動は、ごみ質や燃焼状況に応じて最適な速度に自動コントロールされます。
  • 火格子間の溝に入りこんだ小さな夾雑物も、火格子の独特な相対運動で細かく微粒子化します。このため目詰まりの心配もありません。
  • ホッパ部に落下した夾雑物は、エアによって灰押出し装置へ自動排出されます。
  • 鉛・アルミニウムなどの溶融物質は、下から吹き出す高圧の燃焼用空気によって灼熱層に押しもどされるため、固着によるトラブルを防げます。
  • 火格子先端上部に設けたピラミッド状の突起により、逆送運動の際、ごみ層を切り砕きます。
  • ごみ層部に対し、火格子部の通風抵抗が大きくなるよう設計しているため、ごみ層の厚さが変化しても吹抜け現象が起こる心配がありません。また、高速通気のため火格子の冷却効果が高く、耐熱性にも優れています。
  • 燃焼用空気送入風箱は、長手方向・幅方向それぞれいくつもの風箱に仕切られているため、必要な箇所に必要な量のエアを供給することができます。
  • ストーカ最終端に設けたクリンカローラの回転速度をコントロールすることにより、灰層の厚みや灰の排出量を容易に調節できます。
  • 全層かく拌によって、ごみ層の表面を均一化。つねに燃焼状況を一定に維持できるため、炉内温度およびボイラ蒸発量も安定します。

ストーカ構造

ストーカ構造図
1投入ホッパ2フィーダ3火格子
4風箱5シフティングシュート6クリンカローラ
7灰シュート8灰押出し装置9ストーカ制御盤

投入ホッパ

ホッパおよびシュート部は、長年の経験と研究に基づき、最も理想的な角度・形状を設定。アーチングおよび逆火を防ぎ、炉内を完全にシールすることが可能です。

フィーダ

ごみの質や量に応じて、フィーダの速度およびストロークが調整自在。ごみを炉内に安定供給できます。

自動燃焼制御

  • ダイオキシンの発生を抑制するため、炉内の温度を850度以上に保持しています。
  • 最適な二次空気の供給により、CO、NOxを大幅に低減します。
  • つねにモニタ画面で燃焼状況をチェックし、安定燃焼を保持します。

灰押出し装置

  • 炉内圧の完全なシールが可能です。
  • 水は消火の際に蒸発する分と灰に持ち出される分を補給するだけでよく、排水の出ない構造です。また灰の水切りがよく、含水率を15~25%に低減します。
  • 押出し機の速度は、灰の量に応じて調節可能。摺動面をライニングしたため、耐久性にも優れています。

遠隔操作

  • シュートダンパ、フィーダ、ストーカ、クリンカローラおよび灰押出し装置など、すべてひとつの油圧装置によって駆動されるため、システム全体の遠隔操作が可能です。
  • 燃焼機構の各機器には、集中潤滑方式を採用しています。
  • 各摺動面を摩擦がきわめて少ない構造としたため、油圧の動力が小さくて済みます。

炉構造

  • 炉出口に独特な構造を採用。輻射熱を十分に利用し、燃焼効率を高めることができます。
  • 炉の天井は、プラスチック耐火材を使用しており、優れた耐久性を誇ります。

MSタイル

耐火壁に熱伝導度の大きいMSタイルを採用することにより、クリンカ付着量の低減、耐火物寿命のアップを実現します。また、補修も必要箇所のタイル交換工事となるので簡便です。

逆送システムの原理

炉構造

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